迅速な意思決定&オペレーションのために #17(Agile-6)
6 達成状況と新・課題の共有
達成した目標値は、果たして目的を達成できているだろうか?
ショートサイクルで設定した目標であれば、達成することで、目的との狂いは少ないだろう。しかし、達成までの期間が半年一年といったスパンである場合、既に当初の環境が変化し、元々の目標値では目的を達し得ないといったことが起こりかねない。
関係する他の要因も変化してもいるだろう。
そこには、新らしい課題と達成目標が出現してくる。
これらの関係を最小限にし、効率的な達成目標を設定し、達成に至るプロセスを最適化するためにはどうすれば良いだろう。
当然だが、サイクルを短くすることで、その誤差は少なくなる。シャクトリムシ戦略だ。
進める範囲で無理なくスコアをまとめるゴルファーだ。
ただし、これにはフリンジとしての管理工数とのバランスを考える必要がある。毎日、毎週、毎月、四半期、半期、毎年…、それぞれに必要な情報項目にはどんな項目があるだろう。はじめにこの必要情報の意味を、全員で共有する必要がある。
一度決めれば良いというわけでもない。このサイクルのレビューは毎年行われるを必要があるだろう。時代は益々スピードを上げ変化しているのだから当然ですよね。
一度決めたからといって、待つ必要もありません。急速に事態が変われば臨機応変に対応することは言わずもがなです。
ようは、「正しい目標を私たちは設定しているだろうか?」と自分自身て、そして相互に確認していくことが大切だ。
正しいところに正しく梯子かけることができているだろうか?、そして今何段目まで登っているのか? この先に壊れかけた部分はないか、あった場合どうやってそこを通過するか? 等々に対応するために、様々な情報を入手し、登る必要がある。目的地に向かう航海も同じだ。状況に対応する力が求められる。