存続するために求められる「倫理」
倫理を厳格に守って会社が倒壊したら元も子もない。まして会社の利益一辺倒をもっとうに、利益の捻出の為に何をやってもよいわけでもない。つまりバランスということなのだろうか。
ようは人がどう考え判断し、いかに行動するかが、その場その状況で求められている。みんなで決定したんだからやらなければならない。独りで決断して行動した結果なんだから、独りで責任とってね!も無いだろう。
つまりそこには、倫理規定として共有できるルールや規範がなければ、その判断は曖昧にならざるを得ないだろう。でも、これだけ急速な社会や技術の変化を踏まえての対応は、可能だなのだろうか?
ようやく取りまとめ制定したときには、もはや使い物にならないと言ったことが懸念される。変化を取り込みルールに折り込み、私たちの頭に刷り込まない限り、倫理観の共有は難しい。一度作ればよいと言った代物ではとうてい無い。
何度もサウンディングをしなければ、刷り込むことはできないし、毎年その内容をレビューしなければ、それこそ時代遅れになるだろう。