生産性を高めるために必要なこと(1)

あなたの組織では、生産性を高めるために今何をしていますか?

ミスロスの軽減や、プロセスの自動化、さらにはIoTやAIを用いての先進技術への対応でしょうか?。もちろんこれらの対応も必要なことですよね。でもここに、一人ひとりの生産性、その中でも特に「思考の生産性」を忘れていないでしょか?

よく会議の生産性という言葉を耳にします。会議をだらだら行うのではなく、会議のテーマや目的、この会議で決定する内容を予め周知し、効率よく意見を出し合い、会議をスマートに展開する。これ、とても大事ですね。よく時間泥棒がいて、自分の考えや聞かれてもいない話を滔々とする上司の方がいて、そのために会議が進まないなんてことよくありますね。

この会議の生産性は、どこの組織でも当然検討されなければなりませんが、ここでいう「思考の生産性」はもっと個人に根差すところです。

よく、最初は良かったんだけど… で有るとか、総論賛成各論反対なんでいうことが家われていますが、これは少しばかり近づいたかもしれません。これは立場や認識による個人個人の違いがもたらしています。つまり誰にとって都合が良くって、誰にとって都合が悪いのかっといった、メリット論につながります。これも本来の生産性、つまり求める最適な状態を実現するための生産性が、個人の思惑が跋扈することで苛まれることになります。