#18

◉あなたは人からどのように扱われたいですか？

倫理の黄金律 ..それが「この状況で自分はどのように扱われたいか」と問うことだとしたら、あなたはどんな風に人から（特に組織の人たちから）扱われたいでしょうか？

評価されたい（正しく！）

認められたい（正当に！）

信頼されたい（互いに！）

尊敬されたい（周りから）

理解されたい（上司から）

騙されたく無い！　　　

ちょっと自己中的な感じを受けるかもしれませんが、このようにされて悪い気はしないのでは無いでしょうか。逆に騙されたく無い気持ちは、騙されたという自分への劣悪かんと悔しさなど、マイナスの感情を引き起こすことはありますが、騙されて嬉しい、良かったといったプラスの感情を抱く人はまずいないのでは無いでしょうか。

21世紀当初の米国では、仕事を辞める人の70％が、自分が評価されていないことを理由にしていたそうです。評価されたい（もちろん公正に高い評価です）、価値ある存在になりたい。この想いは誰もが持つものです。

あなたは他人から自分が無価値だと思われたことがありますか？ 親から「お前には何の取り柄もない」と言われたり、上司から「お前やお前の部署は会社の足手まといにしかならない」と言われたことがあるでしょうか。あるいは、公の場で恥をかかされたことが…

もしそうなら、他の人間から評価されることがどれほど重要であるかを知っているはずです。励ましは心の酸素です！

人は誰でも心の底では、自分の存在が重要であると感じたいものですからね。

「何ができるかではなく、ただ人間であるという理由で人を大切にすること」は、何をさておき人間であるために求められることだと思います（つづく）